クラフトワークの質感に合う、深みのあるパッケージ

木工ノニネ

#スリーブ箱 #箔押し 

木工ノニネ「dovetail bracket」パッケージ制作事例

株式会社 紙工房 では、お客様の商品や用途に合わせ、形状・紙素材・加工方法を一緒に検討しながらパッケージ製作を行っています。

今回は、木工ノニネ が製作する木製ブラケット「dovetail bracket」のパッケージ制作事例をご紹介します。

木工製品に合う“素材感”のある箱にしたい

「dovetail bracket」は、天然の無垢材を使用した木製ブラケット。
ポールを通して、お部屋の間仕切りや軽いモノのティスプレイに使用したりと、暮らしの中で自由に使える製品です。

特徴となっているのは、伝統的な木工技法である“蟻継ぎ”の構造。

木工ノニネ様からは、
「木の質感に合う、素材感のある箱にしたい」
というご相談をいただきました。

商品の見せ方や配送サイズを考えながら形状を検討

まずは、商品のどの部分を見せたいかを伺いながら、箱の形状を検討。「蟻継ぎ」の特徴が伝わるよう、商品の形に合わせた細長い形状をベースに進めていきました。

また、

  • 宅配60サイズに収まること
  • オンライン販売時に発送しやすいこと
  • 強度が確保できること
  • 開閉しやすいこと

なども踏まえながら、最終的にスリーブ型を採用しています。

箱にはさまざまな形式がありますが、用途やコスト、強度によって適した形状は変わります。
紙工房では、製造面も踏まえながら形状をご相談しています。

木工ノニネ 野中さん/何度も打ち合わせを重ねました
開けた瞬間に「蟻継ぎ」の部分が目に留まる

紙の質感や箔の色を調整しながらブラッシュアップ

今回、特に重視したのがパッケージから漂う質感でした。

当初は、白い紙にシルバー箔を組み合わせる方向で試作を進行。
板紙の厚みや風合いを確認しながら製作を行いました。

その後、実際の仕上がりを確認する中で、
「もう少し素材感や深みがほしい」
という方向性が見えてきたため、改めて紙素材を再検討。

そこで採用したのが、「エゾマツクラフト」です。

エゾマツクラフト

エゾマツの端材を漉き込んだ紙で、自然な繊維感や独特のテクスチャが特徴です。
木工製品との相性も良く、木工ノニネ様にも気に入っていただきました。

さらに箔色には、「ウイスキーブラウン」を採用。
落ち着いた色味を組み合わせることで、素材感のある雰囲気に仕上がりました。

本物の木のチップを漉き込むことで生まれる手触り

実寸試作でサイズ感や使い心地を確認

設計段階では、実寸サイズの試作も作成。

実際に商品を入れながら、

  • サイズ感
  • 商品の出し入れ
  • スリーブの締まり具合
  • 持ったときの感触

などを確認し、調整を行いました。

特にオンライン販売の商品では、輸送時に箱が緩すぎず、かといって開けづらくならないバランスも重要になります。紙厚や摩擦感も考慮しながら、細かな調整を行っています。

スリーブの締まり具合も絶妙に設計

お客様と相談しながら、形にしていくパッケージづくり

紙工房では、お客様のイメージや用途を伺いながら、紙や加工方法を一緒に検討しています。

「どんな箱が合うかわからない」
「まずは形状から相談したい」

という段階からでも、ご相談可能です。

商品の特徴や用途に合わせ、製造面・コスト面も踏まえながら、最適なパッケージづくりをお手伝いしています。

木工ノニネについて

木工ノニネ は、愛媛県を拠点に、天然の無垢材を使用した家具や暮らしの道具を製作する家具工房です。

素材そのものの質感や経年変化を大切にしながら、日常に自然と馴染む家具・プロダクトを一点一点丁寧に製作。
家具のオーダーメイド製作を中心に、今回の「dovetail bracket」のような木工プロダクトの製作も行っています。

製作事例や日々のものづくりの様子は、Instagramでも発信されています。

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